白石ゆとりは幸せな結婚生活の夢をみるか。
お疲れさまです。ギターは弾けないけど私服は、ジミ・ヘン(地味、変)白石ゆとりです。
30歳を目前に、いい感じにココロが壊れてきてまして、つい先日は、ホームセンター内のペットショップにいた子猫が可愛すぎて泣く、という、なかなかのブロークンスピリットを友達の前で披露しドン引きされました……
……友よ…ビックリさせてすまない……
大丈夫、クスリには手を出してないぜ……
そんなワタクシ、30歳まで半年を切りました……職場スタッフとの話題も、もっぱら年齢や人生について。そんなある日の休憩時間……
たまたま休憩が一緒になったスタッフA氏と雑談しておりました……。
A氏、主婦。28歳、10年付き合った学生時代からの彼氏とゴールインしたという、クソ忌々しい過去の持ち主。淘汰されてしまえばいいと思うよ
ゆとり「ねー、A氏、最近思うんだけどさ〜
A氏「えーっと……でも……
ゆとり「え……?どういう……?」
A氏「えっと、地雷ってさ、普段は隠れてて、分かんなくて、踏まれること前提、というか、失礼かもしれないんですが、ゆとりさん、踏まれる、というか、まぁ、男性の方との……お付き合い?的な……そもそも結構な期間ない、ような……」
ゆとり「あっ……(察し)」
なんてことだ!ワタクシ、地雷ですらなかった!隠れてねぇ!
剥き出しの火薬だった!
ナチュラルにシにたくなって休憩時間は終わりました……。せめて踏まれたい!踏まれたいよ!とテンション上がって休憩室で叫んでいたら、たまたま部長が来られてて、かわいそうなものを見る目で見られました。
…違う違う、そうじゃない。
……そんな、最近はションボリなワタクシ、つい先日も結婚式に出席致しまして……
どん!最近はドレスを選ぶ基準が変わって来ましたね。若い時は可愛いデザイン、とか流行り、とか気にして購入していたんですが、とにかく最近は袖があるか、これに尽きます。もうね、30歳近くなると、脇とかフリーダムですから。自由。色々なモノがね、大地に根を張ってます。
自由な脇のイメージ画像。
つまり、汚い。見られたらフォロー出来ないくらい汚い。……ので、袖のあるデザインを選んでおります。大事です。
さて、そしたら式次第!ドン!
実録!本当にあった恐怖の結婚式!!
(※ここから稲◯淳二の感じて読むといいと思います。)
式自体はね、こじんまりとした、親族と親しい友人数人のみのアットホームなものでして、いいな〜いいな〜羨ましいな〜羨ましいな〜って、見ていたんですよね……それで、外のね、チャペルに移動しまして、写真をね、カシャカシャって、何枚か撮ったんですよ……そしたらね……急に……天気がそれまで晴れてたんですけど、さーっと曇ってね、ヒヤッと風が、吹きはじめたんですよね……
あれ……?やだな〜ヘンだな〜って思いながら、花嫁さんが……ベルを鳴らして……カランカランってね……そして最後に……
司会者の方が、仮にBさんとしましょうか……「はーい、じゃあ、ブーケトスをしまーす〜!独身の方〜ぜひとも真ん中へ〜」って参列者に呼びかけまして……
ちょっと肌寒くなってきて……おかしいな〜やだな〜ヘンだな〜ヘンだな〜……とは思ってたんですけど、まぁ、ワタクシも独身なんでね、一歩前へ進んだんですよ……そしたらね、
あれ?……なんだこの違和感?
やだな〜こわいな〜おかしいな〜おかしいな〜って鳥肌が立ってきて……なんかね、だんだん悲しくなってきたんですよね……ヘンだな〜おかしいな〜……オメデタイ場なのに……それでね、はっ、て、気づいたんですよ……なんと……
参列者で……独身が私だけだった……
見ないでぇ……
怖いよーーーーー
ってなわけで
とりあえずブーケもらいました。。チュッパチャプスブーケ……私を包む拍手……おめでとう、ブーケゲットしておめでとう、という、優しい声援………
少年漫画の主人公みたいな気持ちになりました。
世界が狂っているのか
私が狂っているのか……
とりあえず、剥き出しの爆薬、白石ゆとりは、今日も元気です。
皆さまも、風邪などひかぬよう、ご自愛くださいませ。