蛙は井戸の中

アラサー女性の世間知らず日記です。世界は残酷。

智恵子抄

 お疲れ様です。白石です。世間では夏休みが始まり、それに伴い、小売業では忙しい季節が始まります。KASEGI☆ドキというヤツですね。「搾り取れ2015.夏」をモットーに、このシーズン、乗り切りたいです。忙しくなるので、スタッフさんに休まれては困ります。朝礼で、「とにかく体調管理はしっかりと!」という話を熱血にしまして、その最中、私語をしているスタッフがいたので「私語はしない!」と注意したのですが、後日、その私語が「白石さん……チャック全開じゃない?」という内容だったのを知り……恥ずかしさから頭痛が酷いです。全力で休みたい……ふえぇ……仕事行きたくないよぅ……

 

 

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自分の股間も守れない奴が、一体何を守れるっていうんだい……?

 

 

 

 

 

 

さてさて、前置きはこれくらいにして……突然ですが、実はワタクシつい先日まで

 

 

同棲、してました❤︎

 

 

ぇっとぉ、ぃっしょに住んでたのはぁ、名前がGカラ始まる恥ずかしがり屋さん。すぐ逃げちゃうから、中々逢えなかったんだぁ。黒光りする身体が見えると、ドキドキして、一歩も動けなくなっちゃう……。

 

 

 

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紅天女(桜の精な!)になりきるあまり、ぁたぃ桜だからぅごけなぃょっ!的な北島マヤライクに……

 

 

 

はい、正体はGキブリですね。リアルなGキブリ画像を貼ってやろうと思って、ネットで「ゴキブリ 画像」で検索したところ、阿鼻叫喚な景色が広がっていたので、画像は割愛致します。視覚に頼るな!感じるんだ!……さて、虫が苦手なワタクシ……だって、ワタクシ、誰からも(性的な意味で)愛されてないんですよ?そりゃあ虫くらい嫌いになりますよね。

 

というわけで、情けないですが、祖母にお願いして駆除して頂きました。

 

 

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初登場。祖母、チエ子

チエ子(祖母)は、非常に虫に対しての戦闘意欲が高い人間でして、もしかしたら、ワタクシの虫嫌いは彼女に起因するのかもしれません。虫とチエ子(祖母)を結びつける最初の記憶は、わたしがまだ保育園に通っていた頃のものです。

 

当時、祖母は、なんちゃって農業(売り物用ではなく、自身で食べたり近所に配ったりする用に畑で作物を育てていること)に精を出しておりました。そして、ワタクシはときたま、草抜きや収穫を手伝っておりました。そのため、虫(言うなれば害虫ですね)と触れ合う機会は非常に多かったのです。

 

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祖母は虫を捕まえると、ワタクシに必ず見せてくれました。

 

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当時はワタクシもそこまで虫嫌いではなく、純粋に、生き物との触れ合いを楽しんでいたのです。

 

 

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からの

 

 

 

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スプラッターきーたーーー!!??

素手で虫を握り潰す系老婆……ゴクリ

 

 

そうです。祖母の、害虫に関しての容赦しない感、はこの頃から既に健在だったのです。ちなみに、青虫エディションだけでなく、バッタエディションや、カミキリムシエディションも存在します……世界は残酷……今、YouTu◯eとかに上げたら炎上しそうですね…ゴクリ……命の重さは、虫も人も同じ…と怒りを覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、何分、20年以上前の話です。見逃してください……振り上げたその拳は、貴方のおばあちゃんの肩たたきのために使ってあげてくださいね……。

 

そんな訳で、昆虫スプラッターかつ、誰からも(性的な意味で)愛されていない、そんなワタクシが、虫嫌いになるのも、仕方のない話ですよね。

 

 

さて、チエ子(祖母)の話でもうひとつ。前述した通り、虫は嫌いなワタクシですが、鳥は好きでして、当時セキセイインコを2羽、飼っていました。ピーコとピースケ、という非常に安直な名前をつけて、日々、愛情を注いでいたのです。

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青い方がピースケで、黄色い方がピーコです。ピーコを先に飼っていて、その後、ピースケが加入。(画像はネットからお借りしました。すみません。)

 

 

そんなある日、私が小学校に行っている間に、ピーコが急逝。その時点で、6年程飼っていたので、身体が弱っていたのか…。

 

チエ子(祖母)は、考えました。「このままだと、あんなにこの鳥を可愛がっていたゆとりちゃんがショックを受けてしまう……」彼女は、近所のホームセンターへ走りました。ピーコが死んだことを悟られないように、同じセキセイインコを買うことにしたのです。……命はお金で贖えるのか、と怒りを覚える方もいるかもしれませんが、何分、20年近く前の話ですので、見逃してください……小さな子供に、「死」について教えるのは、非常に難しいですよね……振り上げたその拳は、好きな人への、壁ドンに使ってください……

 

さて、そんな訳で、インコを買ったチエ子(祖母)

 

 

けれども、彼女は、大きな過ちを犯していた……。色、である……!そう、ピーコの色、黄色、ではなく、青色のセキセイインコを買ってしまったのです。帰宅したワタクシは、青色のインコが二羽入った籠を見て、チエ子(祖母)に疑問をぶつけました。

 

 

ゆとり「どうしてピースケが二羽いるの?ピーコは?どこいったの?」

 

 

チエ子(祖母)はくもりなきまなこでこう答えました。

 




 

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ゆとり「そっかぁ……知らなかった!」

 

 

この日以来、ワタクシは、インコは色が変わるものだと勘違いしたまま生きることになるのです。太陽が東から出て西へ沈むように、地球が回転しているように、インコの色が変わる、というのは、ワタクシにとって、自明の真理でした。

 

 

 

 

その、真理を揺るがす出来事が……

 

 

 

その事件から数ヶ月後、インコの色は変わる、ということを自信満々で発言したワタクシは、クラスメイトから、嘘つき!と非難されたのでございます。

 

 

クラスメイト「ゆとりちゃんのうそつき!インコは色変わらないよ!青色だったら、ずーっと青色だよ!」

 

 

ゆとり「そんなことないもん!(涙目)絶対変わるもん!!だってピーコ変わったもん!」

 

 

クラスメイト「もう!!嘘ばっかり!!そんなこと言ってたら、先生に怒られるよ!」

 

 

ゆとり「嘘じゃないもん!おばあちゃんが言ったんだもん!!(涙)」

 

 

ワタクシは泣きながら教室を飛び出しました。帰り道、おばあちゃんは嘘つかないもん……おばあちゃんは嘘つかないもん……と、言い聞かせながら、家まで走って帰りました。帰宅して、開口一番……

 

 

 

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インコって色かわるよね!!?おばあちゃんは嘘つかないよね!??ピーコ変わったもんね!!??

 

 

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………………

 

 

 

 

 

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うわぁぁぁぁ嘘だったああぁぁぁぁぁぁぁ

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……ピーコ……涙

 

 

 

 

ピースケも、ピーコ二号(というか、どっちがどっちかよく分からなくなり、最終的にはどっちも「トリ〜」と呼んでいた……)も、今はもういません。でも、ワタクシはいまでも、セキセイインコを見るたび、ちょっと切なくなります。もうちょい経済的に安定したら、インコ、飼いたいなぁ……。

 

 

そんな割とアグレッシブなチエ子(祖母)ですが、もう90歳近くなり、最近ちょこちょこ物忘れをするようになりました。

 

 

実はチエ子(祖母)唯一、身内の中でワタクシの元カレ、ケイ氏(過去記事参照)

shiraishi-yutori.hatenablog.com

 

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 に会ったことのある人物なのです。断腸の思いで両親に紹介しようとしたら、共働き故、誰もいなかった、という……(機会あればケイ氏愛媛上陸編書きます〜)まぁ、もう別れたので(涙)チエ子(祖母)にも、その旨伝えたのですが……上記の通り、物忘れが原因で……

 

 


チエ子「前、ゆとりちゃんが連れて来とったボーイフレンドの子はもう来ないん?」

 

ゆとり「あ……うん、別れたんよ〜」

 

チエ子「あら〜ほんまに。なんで別れたん?ゆとりちゃんもう若くないし新しいボーイフレンドできんで?」

 

ゆとり「ギギギ……えっと……向こうに結婚の意思がなくて……」

 

 

チエ子「前、ゆとりちゃんが連れて来とったボーイフレンドの子はもう来ないん?」

 

ゆとり「え…別れたんよ!前言うたし!」

 

チエ子「あら〜ほんまに。なんで別れたん?ゆとりちゃんもう若くないし新しいボーイフレンドできんで?」

 

ゆとり「ギギギ…向こうに結婚の意思がなかったんじゃい!!」

 

 

チエ子「前、ゆとりちゃんが連れて来とったボーイフレンドの子はもう来ないん?」

 

ゆとり「別れたんよ!!(マジギレ)」

 

チエ子「あら〜ほんまに。なんで別れたん?ゆとりちゃんもう若くないし新しいボーイフレンドできんで?」

 

ゆとり「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

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セカンドバージンならぬ、サードハートブレイクなんですが……ギギギ

 

 

でもね、おばあちゃん……わたし……

 

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だから、それまで長生きしてね……

 

 

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………………

 

 

 

 

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……世界は残酷……

 

 

 

 

……そういえば、このブログ、人気ブロガーさんに取り上げて頂きまして……結果、元カレについて書いた記事の閲覧数が非常に上がったのですよ。最初は原因がわからなくて、崩壊の序章が……と非常に怯えていました。

この記事

 

mamichansan.hatenablog.com

 非常に嬉しかったので、プリントアウトして、折りたたみ、胸ポケットにしまっております。何かの組の抗争に巻き込まれて、銃弾を撃ち込まれても、きっとこの紙が弾をとめてくれて、助かると思うのです。

 

 

 

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とりあえず、明日も頑張って生きていきます。